桑原真理子『バーニング・ラブ 』
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桑原真理子『バーニング・ラブ 』

2,090 JPY

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明治初期から炭鉱の町として栄えた北海道の夕張。ここでは、元々休憩中に暇を持て余していた一部の器用な炭鉱員が、坑内で石炭を使って細工をしていました。80年代後半に閉山が決まると、一気に炭鉱員たちの中で石炭細工作りが広まります。飲食店や人々の玄関先に飾られている石炭細工は、かつて町の栄光の象徴でしたが、今ではヒビ割れ、その様子は限界自治体となった現在の町を物語っています。2017年の冬にこの町を訪れた桑原真理子は、初めて入ったラーメン屋で丸い形をした石炭細工を店主夫妻から譲り受け、これをきっかけに、町に残っている黒い玉を探す日々が始まります。1ヶ月の滞在中に、石炭細工を通して見えた町の様子をユーモア溢れる文章と写真で記録し、『バーニング・ラブ』として一冊にまとめました。『石屋さん』に続く、石プロジェクト第二弾。     — 閉山から30 年以上経ったいまもなお炭鉱独特の雰囲気が漂う町で、住人と繋がりを持つにはどうすれば良いか分からないまま数日を過ごした。そんな中、ふとしたきっかけで、未だ石炭がここの人たちにとって身近な存在であることを知った。直感的にこの黒い化石が町の人々と私を結ぶきっかけになると確信した私は、首からカメラをぶら下げ、外へと繰り出した。(まえがきより)