露口啓二 写真集 『地名』
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露口啓二 写真集 『地名』

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著者:露口啓二 出版社:赤々舎 発行日:2018年4月18日 判型:並製 サイズ:227mm × 290 mm ページ数:136 pages アートディレクション:遠藤一成 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 地名に名指されながら、絶えず変容を続ける場所を、左右それぞれ異なった日時に撮影、それらを並置した、写真家 露口啓二の代表的シリーズ。 1999年より撮影が開始され、途中、中断の時期を経るも、パリ、ローマ、「ノンセクト・ラディカル- 現代の写真III-展」(横浜美術館 2004年)に出展されるなど、これまでにも国内外で広く紹介されてきた、露口啓二の作品「地名」。 北海道における地名がかつてある音で呼ばれ、ある時期に漢字表記され、音の痕跡は残しつつも意味は切断され、地名として使用されていること─ その風景に視線を向ける本作は、キャプションに公用の日本語、その元となったはずのアイヌ語の音、さらには当該のアイヌ語の意味を付記すると共に、一度目の探訪と再訪という二度の撮影の時間を経て、風景のイメージを規定・修飾する「地名」=「場所の表象」を、問いとしてより遠くへと解き放します。 土地を「名づける」とはどういうことなのか。その地名がずれ続け変化し続ける遠いうことはどういうことか。それは土地に何をもたらすのか。 北海道の地名形成をめぐる恣意的な翻訳という事績も析出させながら、「風景の亀裂」を誘発し、差異の存在の有無や、その様態を丹念に見つめる、比類なき傑作。 それらの写真が静かに伝えるもの、それは二つの写真の間、二つの地名の間、そして写真と地名の間に開ける多層的な非対称の衝撃、差異の衝撃に他ならない。── 倉石信乃 ー出版社説明文より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【著者プロフィール】 露口啓二(Tsuyuguchi keiji) 1950年 徳島県生まれ 1989年 フレメン写真製作所設立 1990年代末より、北海道のアイヌ語地名に基づく「地名」を開始 2002年 「地名」始めての個展をLIGHT WORKS(横浜市)にて開催 同年、「地名」を「現代日本の写真 Black Out展」に出品(日本文化会館・パリ、ローマ)(国際交流基金フォーラム・東京) 2004年「ノンセクト・ラディカル- 現代の写真III-展に「地名」を出品(横浜美術館・横浜) 2009年「東川賞国際写真フェスティバル受賞作家展」(東川町ギャラリー・東川町) 2009年「ICANOF2009 Blinks of Blots and Blanks(八戸市美術館・八戸市) 2011年より、「自然史」の制作を開始 2012年《Natural History(倉石信乃との共作)》を「SNOWSCAPE MOERE-再生する風景-」展に出品(モエレ沼公園ギャラリー・札幌市) 2013年「アクアライン展」(芸術の森美術館・札幌市)に「ON_沙流川」を出品 2014年に「自然史_福島」の制作を開始 同年、札幌国際芸術祭にインスタレーション作品「Map of Water」を出品、同時に写真展「自然史_北海道/福島/徳島」を開催(チカホ/CAI01・札幌市) 2015年 「もうひとつの眺め(サイト)展」に、「自然史_北海道/福島」を出品(北海道立近代美術館・札幌市) 2017年 多様な事態が起こり、変容していく場所が「自然」に浸透されてゆく諸様態、諸様相をとらえた写真集『自然史』を赤々舎より刊行。